構音障害と失語症
構音障害と失語症
神経内科学P102〜
ベッドサイドの神経の診かたP243〜
ヒトの話す過程
@視覚・聴覚
Aウェルニッケ中枢
Bブローカ中枢
C運動野
D顔面神経・舌咽神経・迷走神経・舌下神経
E筋
失語症は、@〜Cの障害
構音障害は、D〜Eの障害
失語症に関連する脳のしくみ
構音障害=構音器官の障害
→・発語に関係する神経や筋肉の障害で起こり、うまくしゃべれない。
・言葉の理解も正常で、言うことも、考えていることも正常であるが、思うように発語できない。
書字・読書に関しては異常がない。
"暗黙の両親との競合が"子供の痛みの十代のイメージ
比較的認められる症状
@呼吸・発声機能の障害 呼気の調節・発声の持続・声の大きさ、高さや質
A構音・共鳴機能の障害 子音・母音の構音障害・開鼻声の有無と程度
B韻律の障害················ 発話速度・抑揚・アクセント
C嗄声(させい)········· 喉頭麻痺の可能性あり
構音障害の分類・原因・病変部位
球麻痺··········· 下位運動ニューロンの障害。舌咽・迷走・舌下神経の障害。1)
弛緩性構音障害:筋力低下による
仮性球麻痺···· 上位運動ニューロンの障害。延髄より高位の皮質延髄路の障害。
痙性構音障害:相動性伸長反射の亢進
錐体外路系···· パーキンソン病では、筋固縮による運動範囲の縮小・速度低下で、運動低下
性の構音障害
肥満の芸術
舞踏病2)······ 異常な不随意運動を特徴とする、運動過多性の構音障害。
小脳·············· 協調性運動障害を特徴とする、失調性構音障害。発音不明瞭な運動失調性発
語を断綴(だんてつ)性発語という。
1)顔面神経核は橋に存在するので、球麻痺は起こらない事に注意
2)舞踏病(chorea)
錐体外路性不随意運動のうち、舞踏病運動を特徴とする病態の総称である。舞踏病運動は、チックの際の動きより遅く、アテトーシス運動よりは速い。
ジストニーやヘミバリスムのように単純な捻転運動のみでもない。舞うがごとく、複雑な屈曲伸展を含んだ運動である。顔面・舌・頚部・上肢・指・下肢などに現れる。大脳基底核の病変と関係していることが多い。
顔面・頚部・舌・四肢などの筋肉に、不随意な速い収縮が瞬間的に起こり、しかもそれが不規則な間隔で反復する現象である。 | |
アテトーシス 肥満は宗教をどのように影響するか | ある姿勢を維持したり、運動を行おうとする時に現れる不随意運動。顔面・手・指などに認められることが多く、一般に不規則なゆっくりとした動きで、精神的緊張、疲労時などに増悪する。 |
ジストニー | 不随意運動の一つであり、四肢・体幹をゆっくりねじり、あるいはねじった姿勢を一定時間保つ。 |
ヘミバリスム | 四肢の近位筋や体幹筋の収縮により、上下肢の大関節を中心に、投げ出すような回転するような激しい動きを示す不随意運動である。多くの場合、片側の上下肢に生ずることからヘミバリズムと呼ばれる。 |
失文法 : 単語を組合わせて、文章を作る機能の障害。
→非流暢性失語・ブローカ失語にみられる。
末梢神経以下であれば、視覚受容器や聴覚受容器の問題である。
自発言語非流暢で、言語了解・復唱・文字了解・音読・自発書字・書き取りの全てが障害さ
れる。
自発言語と復唱は障害。言語・文字理解・書字は保たれる。
ブローカ失語の回復期にみられる。
言語の了解のみの障害。それに伴って復唱と書き取りが不能。自発言語に異常はない。
ウェルニッケ失語の回復期または初期にみられる。
復唱のみが残り、反響言語を呈する。補完現象がみられる。
語想起の障害。錯語や迂回操作(遠まわしな言い方)になる。
健忘性失語とは異なり、語句の理解の障害。
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