2012年4月23日月曜日

自転車でダイエット〜自転車はとてもダイエット効果の高い運動・移動手段。|健康&ダイエット情報室



 「自転車でダイエット」というと、スポーツジムに置いてあるような、エアロバイクのことを思い浮かべるかもしれません。確かにあれに乗って運動するのも自転車でダイエットということにはなるでしょう。でも、私がおすすめしたいのは、そんないくらペダルをこいでもどこへも行けないような自転車ではなく、本物の自転車です。

 自転車は女性の方でときどき「脚が太くなるからイヤ」という人がいますが、競輪選手の脚を思い浮かべているのでしょう。彼らの脚の筋肉は、特別な訓練を積んで作られたものであり、普通にペダルを踏んでいてもあんな筋肉にはなりませんので、ご安心ください。

 むしろたるんでいた肉が引き締まって、脚全体がしまってきれいになるはずです。一時的には脂肪が落ち る前に筋肉がついて、少し脚が太ったように感じるかもしれませんが、そのうちに脂肪が落ちて引き締まってきます。

 ところで自転車はダイエットにどのくらい有効なのでしょう?

 自転車の平均的なスピードと思われる時速15キロで平地を走行した場合、消費できるエネルギーは1時間あたり約180キロカロリー(基礎代謝分を除く)だとブリヂストンのWebサイトにありました。

 しかし、自転車は、スピードを上げると消費カロリーが加速度的に増えます。時速20キロでは1時間あたり約300キロカロリーになり、時速30キロになると約800キロカロリーを消費できるのだといいます。

 とはいえ、時速30キロで1時間も走り続けることは、普通の人では無理でしょう。でも、20キロくらいの速度でなら、少し慣れてくれば走� �るようになります。自転車に乗り続けることにより、確実に持久力がアップし、ある程度長い時間、しかも早いスピードで乗り続けることができるように
なります。

 自転車ダイエットの一番良いところは、それが運動のための運動にならないことです。自転車はそれ自体立派な交通機関です。通勤通学に、お買い物に、お友だちの家に出かけるときなど、運動をしながら移動をすることができるのです。


速い減量のためのアドバイス

 ウォーキングやジョギングではなかなか遠くへはいけません。荷物を持つこともできません。でも、自転車なら数km程度の移動なら、たいした苦労もなく可能だし、荷物を運ぶこともできます。それにウォーキングにしてもジョギングにしても、「運動」を目的に行うものなので、ある程度の時間を日常的に確保しないと実行が難しいものです。ジョギングでどこかに出かけるというのいうのも難しいですよね。「やろう」という気力も必要だし。

 でも、自転車は日常の移動の手段として使うだけで、それがついでに運動になります。これが筋力トレーニングとかウォーキングなどの運動のための運動とは違うところです。都会の人はともかく、交通手段� �あまりない田舎に住む人は、たいした距離の移動でなくてもクルマを利用してしまいがちです。

 ほんの数km程度の距離の移動なら、なるべく自転車を使って、少しでも日常的に体を動かすようにしましょう。もちろん、都会のに住む人も、通勤を自転車にしてみるとか、移動はできるだけバスや地下鉄などを利用せず、自転車を使うようにすれば、日頃の運動不足解消になるとともに、ダイエットにも役立ちます。

 特に都会で自転車にに乗ってみると、その便利さに気づくはずです。自転車なら細い路地でも、一方通行の道でもすいすい走れます。渋滞も関係ありません。街中を自在に駆け抜け、迅速に移動することができます。駐車スペースを探す手間も時間もいりません。

 自転車運動は、そんなに急激に一気にや� ��ることはないと思います。でも、着実に数ヶ月をかけて無理なく、安全に減量に成功するはずです。自転車通勤をするようになって10kgくらいの減量に成功した人は、珍しくありません。もっと体重を減らし、体脂肪率も一桁まで減らしたという人もたくさんいます。

体重が減るとともに、自転車は適度な強度の有酸素運動になるので、血圧が安定し、血糖値が下がり、健康度が増します。自転車は糖尿病治療にとても向いた運動だということで、最近注目されています。


にきび石鹸の比較

 自転車での運動は、全身の中でももっとも筋肉量の多い脚の部分の筋肉を多く使用します。ダイエットで腹筋運動をする人がよくいますが、1分も続けることは難しいでしょう。でも、脚の筋肉を動かす自転車は、慣れてくれば1時間くらい乗り続けるのはなんともなくなってきます。長い時間続けられ、有酸素運動になるところが、自転車がとてもダイエットや健康のために役立つ運動だと考えられている理由です。

 もちろん、1時間も続けて乗らなくても十分運動の効果があるので、たとえ10分でも日常生活にの中で自転車に乗るようにしましょう。

 よく自転車に乗り、トレーニングを続けている人の中には、ほとんど食事制限をしなくてもやせていき、スリム な体型を維持している人がたくさんいます。やってみるとわかるのですが、自転車にある程度長い時間乗ると、ものすごくお腹がすいてきます。それだけエネルギーを消費する運動だということでしょう。エアロバイクと違って本物の自転車で走る場合には、坂道を上がったり、道路の状況により体に負荷がかかることが多いため、計算上よりも多くのエネルギーを消費しているのではないかと思います。

 食べたくて仕方なくなったら、食べてくださいね。体が栄養分を必死で要求しているわけですから、食べても太りません。むしろ食べないでがんばって自転車に乗り続ける方が危険です。

 自転車に乗り続けていると食事制限をしなくても太らないのは、基礎代謝量が非常に高い体になるからだと思います。良く体を動か� �ことで筋肉の割合が増えて基礎代謝量が増し、食べても太らない体になるのです。

 逆に食事を減らすだけで運動を全くしないダイエットでは、どんどん筋肉が落ちて基礎代謝量が減ってしまい、少して食べすぎただけでも太ってしまう、やせにくい体になってしまいます。

 二の腕や太もものたるみを気にする女性が多いですが、自転車によく乗る人は、そういうところが良くしまってきます。意識してそういう体を作ったというよりは、結果的にそうなるのだと思います。


無料の重量損失の練習
 
 自転車は全身の筋肉を使う運動で、しかもトレーニングをしながら移動ができて用が足せる優れものです。生活の中で、できれば毎日自転車に乗りましょう。でもそういうと、「自転車なら私だって毎日乗ってる!」という声が聞こえてきそうです。

 自転車に乗っている人たちを観察していると、ほとんどの人がただ漫然とペダルをこいでいるだけなのです。クルマを運転する人はよくわかると思いますが、あっちにふらふら、こっちにふらふらといった感じで自転車に乗っている人が本当に多いですよね。運転していて、ものすごく怖いです。そういう乗り方ではなく、もっと気合を入れてペダルを踏みましょう。

 ペダルは「こぐ」ものではなく、「踏む」ものです。

 脚全体の筋肉を使ってペダ� ��を踏みましょう。乗っている自転車がふらふらするのは、腕や腹筋、背筋にぜんぜん力が入っていないからです。ふらつかないように、しっかり腕の筋肉を使ってハンドルを押さえましょう。押さえるというよりも、自転車が右左にふらふらしないように、支える感じです。まずは、路側帯(道路の端の白線)の上を線からはみ出さずに走ることができるように練習しましょう。クルマの少ない裏通りなどで行えば、危険はないはずです。最初はこれだけでもたいへんかもしれません。

 自転車は腕とお腹に少し力を入れるて支えることにより、姿勢が安定します。そうやって走るとふらつかないから、安全性も向上します。またふらつくのにムダに使われていたエネルギーが、真っすぐ進むために使われるので、よりスピードが出� ��し、長い距離も走れるようになります。
そうすると颯爽(さっそう)と走っているように見えて、カッコ良くもなります。もちろん、その方が脚だけでなく全身の筋肉を使うので、トレーニング効果が高くなります。

 このようにして自転車に乗っていると、自然に筋肉が鍛えられて、体ができてきます。太り気味の人はジョギングなんてすると膝に負担がかかってしまいますが、自転車ならぜんぜんそんな心配はありません。自転車は自分で強度をコントロールできる運動なので、トレーニング中に心臓麻痺で死んでしまうこともありません。それに、通勤・通学やお買い物のついでにトレーニングができるので、ジムに行かなくてもいいです。時間とお金の節約になります。


 トレーニングのつもりで毎日自転車に乗って、筋肉の割合が増えてくれば、基礎代謝量が上がってきます。多少食べ過ぎたくらいで太ってしまうような体から、食事制限なんてぜんぜんし
なくても、太ることのない体になると思います。ダイエットではタブーとされているようなことをしても平気です。夜飲みに行ったり、おいしいものを食べに行っても、自転車によく乗っている人はぜんぜん問題ありません。

 トレーニングであることを意識して、気合を入れて自転車に乗っていれば、毎日ある程度のカロリーを運動で消費し、基礎代謝量が上がってくるので自然に体重が落ちてくるはずです。目に見えて体重が減らなくても、脂肪の量は確実に減るはずです。がんばって自転� ��に乗りましょう。

 乗る時間は、最初は毎日30分程度で大丈夫です。朝と夜で分けてもいいです。でも、体が慣れてきたらもっと長い時間と距離を走るようにしましょう。休みの日など、時間が取れるときは、1時間くらい乗ることができれば最高です。休みの日にサイクリングに出掛けるのも良いです。

 「主婦の方で、子供を生んでから太ってしまった」という方が本当に多いですが、自転車の前と後ろにお子さんを乗せて走れば相当なトレーニング効果が期待できます。

 自転車は速度を上げると加速度的に消費カロリーが増します。体力や安全の面で問題なければ、できるだけ速い速度で走り続けるようにしましょう。多くの人のように、だらだらと乗っていてもトレーニング効果はありません。

 よりトレ ーニング効果を高めるには、いわゆるママチャリよりはクロスバイクやマウンテンバイクのようなスポーツ車の方が、前傾姿勢をとりやすく、速度も出てトレーニングには向いています。最初はママチャリでも良いですが、数km程度なら平気で移動できるようになったら、スポーツ車を購入することをおすすめします。

 サドルにどかっと腰を下ろして乗るママチャリよりスポーツ車の方が、腕や腹筋など全身の筋肉に力が入りやすく、よりトレーニング効果を高めることができます。

 自転車は運動をしながら移動ができる、しかもかなりの距離を迅速に移動できるとても優れたダイエット法/トレーニングです。乗ってみるとその便利さ、良さに気づくはずです。出かけるときには、自転車を積極的に利用するようにしましょ� �。



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